お薦めのウィスキー アイラ島のシングルモルト(前編)
お酒シリーズ第5弾かな?(笑)
ちょっと長くなりそうなので、前編・後編に分けますね。
今回は、ウィスキーの話でも。
日本のウィスキーも美味しいですが、それはまた別の機会に。今回はスコッチと呼ばれるお酒の中でも、特に地域限定のアイラ島のシングルモルトウィスキーの話を。
まず、アイラ島の場所はこちらです。スコットランドの島の一つです。ウィスキーの聖地とも呼ばれています。
ここに8つのウィスキー蒸留所があります。正確には9つなんですが、1つは既に閉鎖されてますので、現在稼働しているという意で8つと表現しておきます。アイラ島のシングルモルトの特徴として、「ピート」と呼ばれる泥炭で麦芽を乾燥させる(燻すといった方がいいかも)ため、独特のスモーク臭があります。ヨード臭ともいわれますが、この独特の臭い(私は香りと思っていますが)がクセになるお酒でもあります。
どのお酒も、熟成年数や使用する樽やボトル詰め等などで、多種多様なボトルが売られています。お手軽に買えるものから、誰が買うの?と思うくらいの金額のものまで。ま、高い=美味しいというわけではありませんので、楽しめる範囲で(笑)
飲み方
基本的には、人それぞれお好きな飲み方でどうぞと思います。個人的には、アイラ島の個性的な味を直に味わえる「ストレート」が好きです。もちろん、チェイサー(お水)を横に並べて、時々口の中で加水しながら飲む事で、色んな味を楽しめますよ。
では、9つのお酒をそれぞれ紹介していきましょう。まずは、前編という事で4つ紹介します。
ボウモア(Bowmore)
日本でもそこらじゅうで見かけるお酒ですね。アイラモルトの定番中の定番と言ってよいでしょう。サントリーが販売元であるため、非常に入手しやすいお酒になっています。アイラモルトの入門用として最適ですね。
私も2本ほど持ってます。
ラフロイグ(Laphroaig)
これもボウモアと同じくらい見かけますね。個性のあるアイラ島のシングルモルトの中でも、飛び抜けて強烈な特徴を持つ味わいで、「正露丸の臭いがする」とか、「ヨード」、「消毒液」等など、様々な形用で表現されるお酒です。この強烈な香りで、苦手な方もいる反面、これにはまると戻れなくなる方も多いようです。私が飲んでいるのは、SELECT CASKで度数40度とちょっと控えめ、強烈な「香り」も控えめな1本です。
アードベッグ(Ardbeg)
こちらも伝統的なアイラモルトです。スコッチウィスキーで有名な「バランタイン」の原酒でもあります。ラフロイグに負けず劣らず非常にクセのあるピート臭です。一度はまると抜けられないですね。はい、美味しいですよ。
ラガヴーリン(Lagavulin)
アイラの巨人と呼ばれ、「ホワイトホース」の原酒としても有名。味は、アイラ島独特のスモーキーさがある一方、飲んだ後に鼻から抜ける甘い香りがクセになります。これまた美味しいですよ(笑)