2017/04/23(日) ブルーインパルス熊本地震復興支援特別飛行を見に行ってきた
熊本地震から1年が経過した2017/04/23(日)、ブルーインパルスが熊本城上空を飛ぶという事で、見にいってみました。
当日は快晴で風もほとんど吹かず、抜群のコンディションでの飛行となりました。
当日11時からの飛行ということで、二の丸広場を目指して行ったのですが、何とまさかの入場制限がかかりました。既に二の丸広場に続く道には長蛇の列が出来ています。その後のニュース情報によると6万数千人が二の丸広場に集まっていたとの事。
あっさりと諦め、熊本城の下側にある城彩苑というところで見物する事に。11時からという事でしたが、11時15分過ぎた頃に突然現れました(笑)
鉄骨とともに写っているのが、奇跡の1本石垣と言われた飯田丸五階櫓です。
大きすぎて画面に入ってませんが、ハートです(笑)
こちらも大きすぎてフレームに収まってませんが、真ん中の輪を中心に周囲に5つの輪が描かれてます。後のニュースで知ったんですが、”サクラ”との事でした。
サクラというよりは梅のような気もしますが....(^^;
熊本城上空の後は、最も被害が大きかった益城町上空も飛ばれたという事でした。
さて、折角ここまで来たからには、熊本城の様子も見ておきたいものです。城彩苑で軽く食事を済ませた後、二の丸広場からゾロゾロとたくさんの見物客が帰っていく頃に、人の流れに逆らう形で二の丸広場まで行ってみました。
テレビのニュース映像では何度も見ているはずですが、実際に見る熊本城の姿は、やはりかなりショックなものでした。
天守閣にも鉄骨が組まれ、本格的な復旧工事が始まるとの事。この天守閣最上部も内部にかなりのダメージがあったとの事で、大がかりな修理が必要との事。
1年以上経過しても、まだ崩れた石垣がそのままのところもたくさん見られます。
二の丸広場と熊本城の間にある長塀も崩れたままの状態です。
こちらは飯田丸五階櫓ではありません。戌亥櫓(いぬいやぐら)です。こちらも奇跡の1本石垣と言っていいくらいの状態です。
こちらが整然と並べられた石垣と、石垣の裏に詰められていたであろう栗石の山です。静かに復旧を待っている状態です。
こちらが飯田丸五階櫓です。右に写っているのが1本柱を支えてる鉄骨です。残念ながらこの角度では全体を写す事はできませんでしたが。
市役所の14階が展望所として開放されており、そこからだと全体が写せるらしいです。
はい、ということで、熊本地震から1年以上経過しました。市内はだいぶ復旧が進んでいるようにも見えますが、まだまだ4万7千人ほどの方々が仮設住宅で生活されている状態です。益城町、阿蘇方面の復旧はまだまだ道半ばです。
先日、熊本地震から1年という事で、全国ニュースでも特番を行ったりしていますが、熊本・大分の方々は毎日復興にむけて踏ん張っていらっしゃいます。
GWという事で、長い休みを取られている方々も多いでしょう。どうぞ、今しか見られない熊本の状況を、是非自分の目で確かめてください。現地を訪れることも、復興支援の一つの方法です。