ダンボール機関車D51が南島原市に里帰り、更に新作C62の製作場所も決定!
以前紹介したダンボールで出来た1/1スケールの蒸気機関車D51が里帰りする事が決まりました。
製作者のHPはこちら↓
以前当ブログで紹介した記事・写真はこちら↓
今回は全国巡業(?)を終え、製作の地、南島原へ里帰りする事になりました。当初の製作場所とは異なりますが、今回は閉校となった旧吉川小学校の体育館で、組み立て~解体までの全工程を公開する事になっています。
スケジュールは下記の通り。公開日以外の組立て、解体の工程も全てご覧になれます。
組立て:2015年11月28日(土) 9:00~
公開 :2015年11月29日(日) 9:00~17:00
解体 :2015年11月30日(月) 9:00~
場所 :旧吉川小学校体育館
入場料:もちろん無料
旧吉川小学校の場所はこちら
【問題】
さて、一つ疑問なのは、これだけのイベントを何故南島原市としてアピールしないのか、という点です。市内に回覧板として印刷物を回しているようですが、市のHPには一切このイベントの記載がありません。
これだけのモノが帰ってきて、3日間かけて組立て~解体までやるという一大イベントを回覧板だけで済ませてしまう、という何というもったいない事を....。写真を募集しているFacebookなり、市のHPなどで大々的に宣伝して、もっと大々的に南島原市をアピールすれば知名度も上がると思いますけどね。
更に、次のC62の製作場所も吉川小学校に決まっているようですし、となると最初の展示場所は今回と同じ吉川小学校体育館と容易に想像できます。世界遺産登録に向けて原城跡や日野江城跡をアピールするのもよいですが、こんなにインパクトのあるものが南島原で作られているという実情を、世間に向けて発信していくことで、観光客はもとより、クリエイターを目指す方々の製作場所の提供という形でもアピールできるのではないかと思います。
南島原市内だけでも多くの小学校が閉校になっており、その跡地の活用が決まっていない状況です。一部は、地域おこし協力隊の方が活用されていますが、任期満了後も継続して収益化が出来るのかはまだ分かりません。そのような中、今回のこの3日間およびその後の製作期間というのは、南島原市にとっても非常に有難いアピールポイントだと思います。
今回帰ってくるD51は、全国を巡って大勢の方々にその雄姿を披露してきました。つまり、全国区で有名になっているダンボールなのです。それを利用しない手はないと思うのですよ。これって製作者にとっても市にとってもWin-Winな関係になれるはずですよ。
という事で、D51のお帰りなさい展示会まではもう日数がありませんが、ちょっとでもダンボール機関車および南島原市のアピールになればと思い、当ブログで紹介させて頂きました。