FUJI WifiのルーターにはNASが接続できない、そんな時はMR03LNの公衆無線LANモードで対策可能
FUJI Wifiの月間100ギガプランを申し込みました。LTEを掴んでネット接続は問題なく出来ています。
レンタルされるのはモバイルルーターで、304ZTか501HWのどちらかです。希望は出来ず、どちらが送られてくるか分かりません。当方には304ZTが送付されました。どちらにしても送られてくるのはルーター本体と充電用のUSBケーブルのみです。
さて、そこで当方の個別の問題が発生しました。当方、MR03LNのクレードルに付いている有線LAN端子に、BuffaloのNASを接続して、イントラ内のPC、スマホからアクセスできるようにしていますが、304ZTにはクレードルも有線LAN端子もないため、NASにアクセスできなくなってしまいました。
今回、この対策についてまとめましたので、順を追って説明しましょう。
【現状】
MR03LNを介してDTI回線でインターネットにつながっています。イントラ側は、MR03LNにNASを有線接続、PCやスマホは無線LAN接続し、イントラ内の装置からNASにアクセスできます。
【304ZT導入状態】
304ZTを介してSoftbank回線でインターネットにつながっています。イントラ側は、304ZTにPCやスマホは無線LAN接続して、ネットには問題なくつながりますが、NASは有線LAN端子が無いため接続出来ません。
この状態では、PCからNASにアクセスできないため、業務に支障が出ます。というか、仕事になりません(^^;
【対策】
そこで、既存のMR03LNの設定を変更する事で対応しました。
MR03LNには、公衆無線LAN機能があります。これを使うことで、304ZTに接続し、且つこれまで同様、NASを使用できるようにしました。
【MR03LN設定方法】
では、MR03LNの公衆無線LANの設定方法を簡単に説明しておきます。
MR03LNの設定画面を開きます。
基本設定の接続先設定(公衆無線LAN)をクリック→編集をクリック
設定方法を選択のプルダウンメニューから”手動設定”を選択し、接続先名(任意)、SSID(304ZTのもの)、暗号化キー(304ZTのもの)を入力し、右下の”設定”をクリックします。
基本設定画面に戻り、公衆無線LAN機能の”使用する”にチェックを入れ、右下の”設定”をクリックします。これで設定は完了です。
ちゃんと接続されているか確認しておきましょう。情報→現在の状態をクリックし、接続状態を確認。ここが無線LANとなり、先ほど設定した接続先名が表示されていれば、無事に接続されています。ここがDocomo LTEとなっていると、無線LANではなくLTE接続されている事になります。
【まとめ】
FUJI Wifiのルーターでネットに接続しても、手持ちのMR03LNの設定を変更することで、これまでの環境を維持する事ができました。
アクセスポイント名もこれまでのものがそのまま使えるので、既存の装置の無線LAN設定もそのまま使える事になります。
また、記事中には記載していませんが、MR03LNに挿しているDTIのSIMを抜いても無線LAN接続で304ZTに接続される事も確認出来ました。FUJI Wifiのモバイルルーターをもう少し使い込んで、問題なさそうであれば、DTI SIMは今月中に解約したいと考えています。
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今のところなかなかいい感じ、FUJI Wifiの月間100ギガプランが快適