造園屋のIT関連独り言

PC、モバイル、IT機器等について綴ります

車の安全性を高めるために、バックセンサーをDIY取付してみた

家族の車には、バックカメラが付いています。
が、バックカメラだけでは不安な時がある、ということで、今回バックセンサーを取り付けてみました。

#途中の写真を撮り忘れて、今回ほぼ写真無しです(^^;

今回購入したのは、下記製品。4個センサー版です。お値段2,100円程度と、コストパフォーマンス抜群の製品です。

 

到着後、手持ちの12V出力のACアダプターを使って、机上で動作チェックしてみたところ、問題ありませんでした。表示される距離もかなり正確に表示されました。30cmの次が0cmと表示されるのは、ギリギリまで近づけないための予防策と考えた方がよいでしょう。

 

【事前準備】

さて、今回DIYで取り付けるにあたり、事前に準備したものを挙げておきます。

・マスキングテープ

バンパーに穴を開ける際に、位置決めのマーキング等を行うのに便利です。

・電源取り出し位置

常時作動させるか後退時のみかで電源をどこから取るか変わってきます。
今回は、後退時のみ動作するようにしたので、後退灯の電源から分岐することにしました。

・電源分岐用パーツ

エーモン防水配線コネクター(電源側)、クワガタ端子セット(アース側)等を準備しておくと大丈夫でしょう。

 

 

 

・電工ペンチ

クワガタ端子を配線に取り付ける際、通常のペンチでもできないわけではないですが、電工ペンチがあると確実です。

 

 

 

・検電テスター

電源の取り出し位置を確認するために、検電テスターがあると確実です。後退灯の場合、おおよそ検討がつきますが、念のために検電テスターでバックに入れた時のみ電源が入るかどうかを事前に確認しておきました。

・針金or細いワイヤー

バンパーに取り付けたセンサーの配線を、車内(トランク内)に引き込む際に配線の先端を針金等に引っ掛けて引っ張り込む必要があります。

・ござ or 敷物

バンパーの下から覗き込んで配線を取り廻す必要があるので、敷物の上に寝っ転がって作業するのが楽ちんで服も汚れません。

・電動ドリル

穴あけ用のホルソー(付属品)をセットして使用します。

 

【実作業】

・高さ合わせ

 事前準備が終わっていれば、後は淡々と進めるだけです。ある程度ラフな高さにマスキングテープを貼り、センサーの取り付け位置をマーキングしていきます。地面からの高さを合わせた方がよいと思いますし、あまり低い位置だと地面や駐車場のストッパーに反応してしまう可能性もあるので、バンパーの一番外側に出ている部分に合わせるとよいのではないでしょうか。

・穴あけ

愛車に穴をあけるという行為に戸惑う方もいらっしゃるでしょう。が、ここは覚悟を決めて、添付されていたホルソーを電動ドリルにセットして、迷わず一気にいっちゃいましょう(笑)

・センサー取付

開けた穴にセンサーを取り付けます。今回のセットは、後部左側からA,B,C,Dの順になっているので、配線を間違えないように、センサーの端子側にテープを貼って、A~Dのマーキングを行いました。

また、トランク内に配線を引き込むのに、バンパー下を覗き込みながら針金を使って引き込みました。

センサーの口径は、開けた穴にきっちりと収まるようになっていて、最後はちょっとセンサーを左右に回しながら押し込むと綺麗に収まりました。

・電源取り出し

トランクの内張を剥がし、後退灯の配線が見える状態にし、電源ラインを確認します。今回は、ちょうど後退灯の取り付け位置が見えるところだったので、一旦ライトを外した状態で、検電テスターでバックにした時に電源が入ることを確認しました。

ここに、配線コネクターにて電源の分岐を行いました。

アース側は、適当な位置のボルトを緩めてそこに挟み込めばOKです。

・動作確認

ここまで配線した状態で、一旦動作確認を行う方がいいですね。全てが終わってからだと、やり直す工数・時間が無駄になりますので。

本体に、センサーからの配線、電源、ディスプレイを接続し、ディスプレイはトランクに置いたままでいいので、バックに入れて動作を確認します。4ヶ所取り付けたセンサーがそれぞれ反応するか、表示される距離が妥当かどうかを確認します。

・ディスプレイ取付

動作確認が完了したら、ディスプレイ配線を取り外し、運転席から配線を引っ張りまわします。今回は、ナビの上側にディスプレイを配置し、そこからトランクまで配線を引っ張りまわしました。もちろん、極力配線が表に出ないようにしたので、ナビの横辺りに配線が見えるだけで、すっきりとした取り回しができました。

・最終動作確認

全ての取り付け・配線が完了したら、最終動作確認を行います。これで問題なければ、トランクの内張を元に戻して完了です。

 

【完了写真】

ちょっと反射してて分かりにくいですが、今回は黒のバンパーに黒のセンサーを取り付けました。純正品と変わらない(?)感じで取付できたと思います。(自画自賛)

 

ということで、実作業は2時間かからない程度で完了しました。

2千円+αで取付できることを考えると、DIYでやっちゃってもいいと思います。

自信のない方は、ディーラーや整備工場にお願いした方がいいですね。

 

 




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