HDMIからの音声分離器はこれがベスト! ラトックシステムのRP-HD2HDA1を買ってみた
東芝のレコーダーに光デジタル出力端子がなかったことから、HDMIから音声分離器を購入しました。
ところが、使ってみると問題点が見えてきました。それは、全ての音声がPCM 2chでしか出力されないという点。サラウンドシステム側で疑似的にMOVIEやMUSIC、HALL、LIVEなどサラウンド効果を設定は出来ますが、オリジナルの音声とは異なってしまうし、映画を見る際の迫力あるサラウンド音にはなりません。
ということで色々調べてみたところ、AAC5.1ch対応の分離器としてはこれ一択のようです。
ラトックシステムから発売されている分離器です。
お値段は5,980円と他の倍くらいしますが、機能としてはこれに勝るものはありません。最初からこっちにしておくべきでした(笑)
プチプチの中は、ACアダプターと本体でした。
サクッと今の分離器と置き換えてみたところ、期待通り本来の音声で出力されることを確認出来ました。
【改善要望点】
さて、そんな期待通りの装置なのですが、1点だけ不満な点があります。
音声出力は下記の通りスライドスイッチで切り替えるようになっています。
それぞれ下記のように音声が流れます。
TV:HDMI→TVへHDMIのままスルー
Bitstream:HDMI→光デジタル端子へ出力
2ch LPCM:HDMI→RCA(赤白)端子へ出力
サラウンドシステムで使う場合は、もちろんBitstreamで使いますが、この時HDMI側へは音声が行きません。つまりサラウンドシステムの電源をオフにすると、テレビには映像しか映らず、音声が聞こえない状態になってしまいます。
普通にテレビを見る時は、TVへ切り替えを行う必要があります。
これはHDMIへスルーで流しといていいんじゃない? というこの1点だけが不満というか改善して欲しい点ですね。今まで使っていた安いやつは、スルーしてあるだけに、ここだけが唯一残念でなりません。
ラトックシステムさん、ファームアップデートで対応できませんか?
Amazonのカスタマーレビューにも同じような書き込みがありますよ!(笑)
【関連記事】
東芝REGZA DBR-W508レコーダーは、光デジタル出力端子がなかった…orz